CASE
― 事例紹介 ―
【SI】社内システムコンサルティング~社内システム改善~
お客様課題
情報部門を持たないお客様でしたので、運用設計などが固まっていない状況の中、その時々必要に応じて新たなシステム(Active Directory、TV会議、静脈認証、PCA、CAD)を導入したため、「つぎはぎ」のようなシステム構成となってしまっておりました。
各システムの管理やシステム間の連携が難しく、何よりお客様自身が社内環境を理解できなくなっている状況でした。
また、各システムのドキュメントが一切作成されていなかったことも社内環境を理解できなくなってしまった一因となっていました。
GFDからの提案
社内環境の実情を把握する事を最優先とし、お客様が理想とする社内システム環境構築を目指すべく、各拠点に関する現状の環境調査を徹底的に行いました。
抽出した課題とヒアリングの結果を元に、IT資産管理、社内ネットワークの再構築、拠点間VPNの再構築、Active Directoryの再設計など、管理・運用の観点より別々のサーバに導入していたシステムを可能な限り集約。
システムを集約したことにより生まれた“空きリソース”をスタンバイ機として再利用することで管理性だけでなく、運用面の不安も解消しました。
また、社内システムの設計思想や管理方法、運用手順など全てドキュメント化することで社内システムの“見える化”を実施しました。
- 社内システムの今現在の課題改善だけでなく、将来の拡張性なども踏まえたうえでシステムを設計。
導入時のトピック
お客様が社内システムの運用・管理にストレスを感じており、いかにそのストレスを軽減できるかが課題でした。
わかりやすい、使いやすい社内システムを作り上げるためにお客様と何度も協議しあい本システムは完成しました。本システム完成後の今現在もお客様と一緒にPDCAを実践しております。
導入の効果
運用設計を見直したことにより、管理・運用にかかるコストを大幅にカットすることができました。また、運用手順書などを作成したことで、これまで外部に委託していたサーバの操作をお客様ご自身で行えるようになりました。