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事例紹介

Case03【SI】負荷分散環境の設計・構築〜ロードバランサーを利用したネットワーク~

お客様課題

既存環境ではDNSのラウンドロビンを利用した負荷分散構成となっていたため、プロキシサーバの障害時にDNSのキャッシュ情報の保持により、障害が発生したプロキシサーバにもアクセスが発生していました。

そのため、障害発生時にプロキシサーバが利用できないユーザーが発生し、インターネットアクセスに影響が発生していました。

既存環境のサービスレベルを落とすことなく、プロキシサーバの障害発生に伴うダウンタイムを最小限にし、プロキシサーバを増設することを考慮したネットワーク環境を構築してほしいとの要望がありました。

  • 障害発生時でもレスポンス低下などの業務影響がでないこと。
  • 環境構築前後で変わらない安定した通信が行えること。
  • プロキシサーバ増設にも対応できること。

 

GFDからの提案

負荷分散装置(ロードバランサー)を導入し、負荷分散機能を利用することでプロキシサーバに障害が発生した場合でも、最小限のダウンタイムでプロキシサーバへのアクセスを継続できる構成としました。

負荷分散装置に障害が発生した場合でも、継続した負荷分散機能を提供できるように冗長化構成としました。 フェールオーバー発生時に接続しているコネクションを切断しないようにコネクションミラーの機能を使用し、サービス影響を最小限にしました。

  • 負荷分散させることで、効率よくサーバリソースを利用できる構成。
  • 負荷分散によりアプリケーション側に影響が発生しないようにパーシステンスの実装。
  • 障害発生時のサービス影響を最小限にするための冗長化構成及びコネクションミラーリング。

 

システム構成図

負荷分散環境の設計・構築〜ロードバランサーを利用したネットワーク~

負荷分散装置は、通常の負荷分散機能に加え、セッション維持機能を搭載し、負荷分散装置がボトルネックとならないように性能面において十分なスループットが確保できる機器が必要でした。

上位ネットワークの帯域が4Gbpsとなっているため、レイヤー7の通信で理論上4Gbps以上のスループットが出せるスペックを有し、国内での導入実績が多いF5社製のBIG-IP LTM2200Sを選定しました。

導入の効果

負荷分散装置を導入しパーシステンス機能を実装することで、既存のサービスレベルを落とすことなくプロキシサーバへのトラフィックを分散することが可能となりました。

また、プロキシサーバ障害時にはアプリケーションレベルでのヘルスチェックを行うことで、異常が発生したプロキシサーバを負荷分散装置から切り離し、プロキシサーバにアクセスできないことによるインターネット接続のレスポンス低下を回避することが可能となりました。

 

導入事例